塾、学校の床清掃を簡単にする方法

画像の説明典型的な塾の教室です。Pタイルの現場ですが、ここのワックス掛け清掃の簡単なやり方を解説します。
これが良いというわけではありませんが、例えば予算があまり取れない場合などに、実施してみて下さい。
画像の説明左側の机を積み上げて行きます。
椅子が畳む事のできるタイプであるのが条件です。
画像の説明まず左の一番前の机に椅子を乗せます。
画像の説明その机に、隣の机を重ねて行きます。
画像の説明さらに右の後ろの机を、折りたたんで乗せていきます
画像の説明その椅子も折りたたんで、乗せましょう。
画像の説明最後に左後ろの机を反対にして、乗せます。
この後、椅子も乗せましょう。
画像の説明右側の机も、同じようにします。
画像の説明最後に後ろの長い机も二段で重ねて終了です。これで、開いた部分をポリッシャー作業して行きます。
全部教室から出して清掃するのが基本でしょうが、大変なので、時間が限られているときは、この方法は非常に有効です。
もちろん、最後にワックスを塗るときに、足の部分を気をつけて動かしながら、やって下さい。


塾のワックス掛けと私

忘れもしません。その日も3人で塾のワックス掛けをする予定だった時です。
朝一番で私の携帯がけたたましくなりました。
「インフルエンザになって40度の熱がある。」
なんと、その日一緒に仕事をする予定だったアルバイト二人からほぼ同時にこの電話が
掛かってきたのです。
「あっそう、大変だね。じゃあ予定通り8時待ち合わせで宜しくね!」
と何もなかったように受け流して言ってやりたかったですけれども、そうも行きません(笑)

会社に問い合わせて、「補充のアルバイトはいないか?」と泣きつきましたら
「いない。大変だな、まあ頑張れよ。」
と何事もなかったかのように受け流されてしまいました。

私はこのとき、もしも自分がインフルエンザで40度の熱があっても、この会社は絶対に
「そうか、大変だな。じゃあ頑張って仕事してくれな。」
と、軽く受け流されるだろうと確信しました。これは絶対に病気は出来ないと思いましたね。

で、何とかしなければなりません。一応機材などを現場に下ろしてから途方に暮れておりましたが
掃除の仕事はなんと申しましても、「やらなければ終わりません。」

しょうがなくいつもどおり机をえっちらおっちら教室の外に運んでおりましたところ、ふと
頭の中にあるアイデアが浮かびました。

「よくよく考えてみたら、この机の脚は2cm×2cmくらいだから、ほとんどゼロに等しいじゃないか。
この机が一個、二個残っていても、ほとんど部屋の床は何もない状態と同じではないのか?」

そして初めてこの上で解説した方法で、ワックス掛けを一人で行ったのです。

結果から申しますと、何と3人で丁寧にやったときより早く終わる事が出来ました。

この方法がベストとは思いません。確かに机の脚の痕が残ることもあるでしょう。
例えばあまり予算が取れない現場、急ぐときなどに適応してみてください。