塾、学校の黒板をきれいに消す方法

動画による黒板の上手な消し方の解説

画面ではそれほどきれいになっているように見えないかもしれませんが、とても効果があります。

写真による黒板の上手な消し方の解説

  • ナノテクの雑巾は、オートバックスやイエローハット等で売っている、車をワックスかける時に使用する目の細かい雑巾等が最適です。

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こちらが30センチの黒板消しです。
インターネットで調べれば買えます。
もうひとつ大きなサイズで40センチ
と言うのもあります。
まずは、これを用意しましょう。


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ナノテクの雑巾を用意してください。
ホームセンターなどで売っています。
窓拭き用で、色々ありますが、大きめのサイズ
を選んでください。


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ナノテクの雑巾を黒板消しに巻き付けます。


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その状態で汚れた黒板を
まず全体的に消していきましょう。


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大体、こんな感じですね。
チョークが取れているのがおわかりでしょうか?
普通の黒板消しでは、こうはいきませんよ。


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ナノテクの雑巾がチョークをすくい取っていますね。
普通の雑巾だとこんなにはとれません。
繊維の細かいナノテクの雑巾でなければだめです。


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ここで、ナノテクの雑巾を裏返しましょう。
きれいな部分にして下さい。


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その後は、同一の方向で消していきます。
まずは真ん中のラインを消していきます。
できれば2回くらいやると良いでしょう。


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続いて下のラインを消していきます。


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最後が上のラインを消します。
このように、左から右へ同一方向で拭くことで、
見た目にもきれいになります。


黒板消しと私。

この仕事について、まだそれほど慣れていない頃、私は大きな塾の日常清掃を
担当させられました。消しゴムのかすの掃除が大変でしたが、何と言っても
黒板の清掃ほど大変なものはありませんでした。

いくら、黒板消しで擦っても、ちっともきれいにならないのです。
しょうがないので、先輩の皆様に聞いてみても
「黒板は大変だよ」の一言。

何なんだ?おいおい、何かプロの技はないのかよとその時は思いましたが、
結局自分がやるわけですからしょうがありません。

2001年くらいの時の話で、当時ネットで調べてみても、黒板消しを45度の角度でこするというくらいの情報しかありませんでした。

仕方がないので、色々と自分でやり方を考えてみたのです。

最初はまず、普通の雑巾を水で濡らして拭いてみました。
しかし、これは拭いた瞬間はきれいになるのですが、しばらくすると
必ずと言っていいほど、ムラが出るのです。

次に考えたのは、まず掃除機である程度チョークを吸い取ってみようと言う試みでした。
あまり、効果はありませんでした。

次に考えたのは、あのドイツかどこかから来た水だけで落ちる
スポンジというやつです。これは100円ショップで結構長いのが売っていましたので、
あれで擦れば取れるかなと思いました。
しかし、これもいまいちでした。

そんな時、友人から何気なく貰ったナノテクの雑巾で黒板を拭いたところ、
実にきれいに取れたのです。

それを改良し、黒板消しに絡めて消すと言う方法を思いついたのです。

大したことないようですが、これは実にすばらしい方法です。

それまで、5分以上かかってもそれほど、きれいにならなかった黒板清掃が
わずか2分でほぼ完璧にきれいになるのです。

それからしばらくして、この塾の日常清掃は塾の先生が担当することになり
私は現場を離れましたが、その時に、理事長先生にこっそりとこの方法を
教えてあげました。

その後この塾を訪ねたところ、全ての教室にはこの30センチの黒板消しと
ナノテクの雑巾があったのは、言うまでもありません。

私は、それを見て、とても嬉しく思いました。とさ。
めでたし、めでたし。