剥離(はくり)作業とは?

剥離(はくり)清掃とは、つみあがったワックスを一度完全に除去し、1からワックスを塗りなおす作業です。

通常、1〜2年に1度の割合で行います。

通常ワックス洗浄が2時間で終わる現場ならば、剥離清掃は約4時間掛かります。

この清掃を行わない場合、古いワックスが積みあがって最終的には
床につやはあるけれど、床自体の色が黒ずんでいるという状態になります。

店舗、事務所などで、お客様ご自身でワックス掛けを行っている現場も沢山あるようですが、この場合、やはり剥離(はくり)清掃をいずれ実施しなければならないでしょう。

剥離(はくり)清掃は、なかなか自分達で出来るものではありません。きれいにするつもりがかえって、汚してしまったという例を、沢山知っています。

普通のワックス洗浄と剥離(はくり)清掃の違いはまず、使う洗剤が違います。


画像の説明画像の説明
剥離清掃前剥離清掃後


剥離(はくり)清掃に関しては、最初から掃除のプロに任せた方が良いかも知れません。

病院、クリニック、店舗様等で上履きを脱いでスリッパに履き替える所では、
通常のワックス掛けは自分達でやっても問題ないと思います。

この場合、まず全体を掃除機掛けしてホコリを取り除き、ぬれた雑巾または、
モップ掛けを行います。少し洗剤をつけてもいいでしょう。

しばらくして床が乾いたら、ワックス掛けをして下さい。

土足でない現場ですので、おそらくこれで大丈夫だと思います。

ただ、それでもやはり1〜2年に一度の割合で剥離(はくり)清掃を実施した方が
良いでしょう。その時は私達、アスターを宜しくお願いいたします!