業務用エアコンクリーニング、オフィス・店舗清掃のアスター

業務用エアコンクリーニングの作業における注意点

  1. 業務用エアコンは電源が室内機、室外機が別の事があります。必ずテスターで確認して下さい。
  2. お見積りの時点で、ブレーカーの位置を確認して下さい。室内にない場合、室外機のそばにある事が多いです。
  3. 洗浄前に、動作確認をして下さい。ルーパーの確認を忘れずに!
  4. 作業前にお客様に必ず、リスクの説明をして下さい。その場合、故障修理は保障できるが営業保障はできないと言うことを伝えてください。(弊社、過去6年間一度も故障はありませんが、必ずお伝えしています。)
  5. 明日開店、明日からセールなどその日のためにチラシなどの経費を掛けている現場はなるべく避けて下さい。万が一故障した場合、補償問題になります。
  6. 古い機種の場合は、メーカーに部品の有無を確認して下さい。
  7. 完全に分解できない場合、決して高圧洗浄はしないで下さい。無理をするとどこかに不具合が出る可能性があります。
  8. 古い場合、ファンがモーターからどうしても取れない場合があります。あまり無理するとモーターのビスがやられる場合があります。どうしてもファンが取れない場合は、熱交換器、ファンをぬれ雑巾で拭くなどして、対応して下さい。
  9. モーターを取り付けるとき、インパクトにすると、ビスが折れたという事例を聞いた事があります。気をつけて下さい。
  10. ドレンポンプの養生は基本的には必要ありません。しかし、気になるようでしたら、養生テープでして下さい。アルミの板や、カバーがある場合は基本的に養生は必要ありません。最近の機種は、ポンプが裸で出ているものも増えてきました。心配でしたら、養生テープで養生してください。取り外しても結構です。その場合は、ホースをつなぐ事を忘れないでください。
  11. ドランパンを取り外すときは、まず水を抜いてください。(夏の期間)
  12. コネクターがどうしても取れないときは、切断、圧着で対応して下さい。基盤から元の部分が取れてしまったら、大変です。
  13. 取り外した基盤はゴミ袋に入れて作業場から出来るだけ遠くにおいてください。どんな事が起こっても(突然、床上浸水してもと言うくらいでも)水がかからない状態にしておいて下さい。モーターは、そこまで気を使う必要はありませんが、どうせなら同じようにしておきましょう。
  14. フィルター部分が自動昇降するタイプのエアコン洗浄の場合、フィルターを下に下げた状態で電源を切って下さい。長い糸を残した状態で洗浄して下さい。フィルターのパネルを取り外して巻き上げると、際限なく糸が巻き上がるので糸が詰まってしまいます。通常、フィルター部分が天井に付くと三回確認して機械は巻き上げをストップしますが、この確認が出来ませんので、際限なく巻き上げてしまうのです。
  15. モーターの養生について。これは出来る限り慎重にお願いします。DVDでは養生していますが、ほとんどの場合は、取り外します。取り外せない場合を除いて、出来る限りモーターは外して作業しましょう。
  16. モーターを取り外すとき、ナットが外れるまで必ず手で押さえておいてください。一つ残っていても、モーターが落下する可能性があります。
  17. パネルバンを最後に取り付けるとき、最初の状態とずれている事があります。パネルバンをを取り付けるときは、気をつけて下さい。
  18. ドレンパンを取り付けるときのビスは、一つ目から完全に留めるのではなく、4コーナーのビスが全て入ってから、締めて行きましょう。そうしないと、ずれている場合、入らない事があります。
  19. エアコン洗浄は最低でも60リットル〜80リットル行ってください。シルバーNを使った時は、シルバーリンスで必ず中和させて下さい。
  20. ドレンパンにフロートが取り付けてある場合は、ビスをとって外してください。ただ、たまに取り付けの時に、忘れてしまう事があります。気をつけて下さい。

これらの事をご説明いたしましたが、実は失敗こそが最大の経験と言えるかも知れません。ある意味、怖さを知らないうちは一人前とは言えないと思います。最初のうちは、出来る限り新しい機種(製造10年以内、できれば5年以内)の物でチャレンジしてみて下さい。これらの場合、たとえ壊しても、部品がすべてありますので必ず直ります。製造20年を過ぎていて、壊しても部品がないものの場合、直らない可能性もあるのです。


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