日立天吊りエアコン 2001年製 エラーの事例

日立天吊りエアコン かなり古いタイプのもので、調べてみると2001年製、約19年前の機種でした。

こちらの機種でフロンは R407でした。22ではないので、そのあとの機種ですので、まだ結構現役で動いています。

日立天吊りエアコン

1方向エアコンは、現在、モーターを外さずに作業しておりますので、ほぼ絶対の自信があります。基盤にも一切触れることなく作業できますし、養生も完全に行いますので、高圧洗浄も簡単にできます。

この洗浄方法に変えてから、当たり前ですが、一度もエラー表示を出したことがありません。

今回は、何機種か存在し、その中には最新機種もあったので「おそらくこれはこちらの機種が壊れて入れ替わっていると思います。いつ壊れてもおかしくないので、作業後の保証はできませんが、それでも大丈夫であれば、作業させていただきます。こちらのご了承頂いて作業して、過去に不具合が出たことはありませんが、100%ではありません。」とお伝えし、事前に了承を得て作業させていただきました。

機種の中には、これよりも古いナショナル製もありましたが、全て順調に進みました。

最後のフロアの最後の一台が、ブレーカーを入れると、リモコン表示が7回点滅後、落ちてしまいます。

これを何度も何度も繰り返します。

これは焦りました。

基盤も外さす、配線触りもしていないのに、不具合が出たということに、衝撃を受けました。

何度か、ブレーカーを落としては入れ直し試しましたが、症状は同じでした。

いったん、基盤を開けてリモコンのコネクターを調整し、電源の配線ももう一度入れ直してみました。

それでも同じ症状が出ていました。

ふと気になったのが、このエアコンはルーパーが完全にいかれていてブラブラの状態でしたので、「開いた状態でテープか何かで固定しておきましょうか?」と言い、開けた状態にしておいたことを思い出しました。

しかし、これはリモコンとは全く関係ないし、そもそも機能していないので全く関係ないとは思うのですが、念のため元の状態に戻して、再度ブレーカーを入れてみました。

今まで7回点滅で落ちていたリモコンが、13回くらいで落ちる繰り返しに変わり、何度かそれをやっているうちに初期化を終了して正常な画面になるようになりました。

運転させるとまた、リモコンが落ちるということになりましたが、それでも何度もそれを繰り返しているうちに、運転状態になりました。

外機が回るまでは20分くらいかかったので、少し心配でしたが、エラーが出ていなかったので、大丈夫だろうと思い、荷物を撤収していると暖気が出てきました。

良かったです。

年始の仕事でケチがつくとよくありませんので。

しかし、原因はいっさいわかりませんでした。こういうこともあるのですね。

冬の季節のオフィスでの作業でしたので、最悪ストーブもありますし、部屋にはパッケージでもう一台エアコンがありましたので、それほど心配はしませんでしたが、これが真夏の店舗様で1台だったらと思うと、非常に焦りました。

事前にリスクをお伝えしておいたことで、お客様も半分納得していただいておりました。

そろそろ買い替えですからね、と。

その時はぜひ、弊社にも入れ替えの見積もりを依頼くださいとお願いして作業は終了しました。でもあと5年くらいは大丈夫ではないかと思います。

せっかく洗浄したのですから、長く持ちますように。

業務用エアコンクリーニングは、ぜひ、弊社にお任せ下さい!

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